先日、水彩紙を買いに画材屋さんに行ったついでに、いろいろ見ていたら、とても好みの配色本を発見しました!
画材屋さん行くとついついいろいろ見たくなりますよね。
さっそく紹介していきたいと思います。今回、サイトをリニューアルしたので目次機能を使ってみました!
水彩の配色アイディアBook
今回見つけたのはこちら。
「インスピレーションで選ぶ」というサブタイトルに惹かれて手に取ってみたら、表紙からしてカラフルで。これは絶対間違いないだろう!と中を覗くとやっぱりとても自分好み。
- 色の基礎知識
- インスピレーションによるカラーパレット
- 空
- 風景
- 花と静物 など10テーマ
となっています。
色の知識
色相環や色の調和など、基本的な色の知識がさらっと紹介されています。言葉だけでなく、水彩の色見本がついているので、目で見てわかりやすいのがとてもありがたい!
写真は控えますが、特に「色温度」の説明が、細かな色見本が載っていて、とてもわかりやすいです。暖色系、寒色系と言っても言葉だけではわかりにくかったりするし、色味によって暖色にも寒色にもなる緑や紫などは特にわかりにくいので、色見本があることで感覚で理解しやすいかなと思います。
しかもいろいろな色が並んでいるので、見ているだけできれいです!
インスピレーションによるカラーパレット
「空」や「風景」など10のテーマにそれぞれサブテーマが2~9個あって。50個以上のカラーパレットを見ることができます。
サブテーマごとに見開き2ページ。左側のページはテーマの説明やメモ、テーマに合った写真。右側のページはカラーパレットと水彩で描いた絵になっています。
普通の配色本だとカラーパレットがシンプルな単色ですが、この本は水彩のにじみが楽しめるので、1つのカラーパレットでも色の濃淡があって、見ているだけで楽しいです。
この本が向いている人
使っている水彩絵の具の紹介や水彩紙の紹介もあるので、実践がしやすいのではと思っています。水彩絵の具を使っている方はもちろん、水彩画を始めたい方にもおすすめです。感覚的に色の勉強がしたい方にも向いていると思います。また、絵を描かない人でも見ているだけでも楽しい本なので、色を眺めるのがお好きな方にもおススメの本です。
この本が向いていない人
配色本ではありますが、水彩の配色本ということもあり、デジタル向けの配色が知りたい方にはおススメできません。デジタル向けの配色が知りたい方は色コードが記載されている配色本の方がいいと思います。
本の詳細
インスピレーションで選ぶ水彩の配色アイディアBook
著者: アナ・ビクトリア・カルデロン
2021年3月に発行された本です。少し前に発行された本なので、本屋さんで探すより、ネットで探した方が手に入りやすいかもしれません。(私が訪れた画材屋さんでは最後の1冊でした。)